【論文】A03 長谷川 美貴 教授らの論文がChemPlusChem掲載されました


Solvent-Dependent Bending Ability of Salen-Derived Organic Crystals

Sotaro Kusumoto, Akira Saso, Hitomi Ohmagari, Miki Hasegawa, Yang Kim, Masaaki Nakamura, Leonard F. Lindoy, and Shinya Hayami

ChemPlusChem, 2020, 85,1692-1696

DOI: doi.org/10.1002/cplu.202000362

 

サレン誘導体有機結晶の溶媒に依存した可塑性

A03長谷川美貴グループ(青山学院大学)は、熊本大学の速水グループとともに、サレン型骨格をもつ分子結晶が再結晶溶媒の種類によって可塑性を示すことを発見した。これは、分子が集積したときに、(001)面方向に1次元の分子間水素結合を形成することに起因する。またこの分子は、ヒドロキシ基とイミン部位の分子内互変異性により、温度に依存して発光色が変化する。