【論文】【共同研究】A01 酒田 陽子 准教授がA01 生越 友樹 教授らと共同研究した成果である論文がInorg. Chem.掲載されCover採択されました


Metallonanobelt: A Kinetically Stable Shape-Persistent Molecular Belt Prepared by Reversible Self-Assembly Processes

Y. Sakata, R. Yamamoto, D. Saito, Y. Tamura, K. Maruyama, T. Ogoshi, and S. Akine

Inorg. Chem.2018, 57(24) , 15500–15506

DOI: 10.1021/acs.inorgchem.8b02804

 

メタロナノベルト:可逆的な自己集合プロセスによって形成された速度論的に安定な剛直なベルト状分子

トリエチレングリコール鎖を持つピラー[6]アレーンをテンプレートとして用いて、屈曲型の配位子であるテトラアミノトリプチセンとPd2+の自己集合により、五核の環状ベルト状錯体(メタロナノベルト)を選択的に構築しました。このメタロナノベルトは構造的自由度が低い剛直な分子であり、テンプレートを除いても溶液中で安定であることが明らかになりました。