Selective Reduction Mechanism of Graphene Oxide Driven by the Photon Mode versus the Thermal Mode
Masaki Hada*, Kiyoshi Miyata, Satoshi Ohmura, Yusuke Arashida, Kohei Ichiyanagi, Ikufumi Katayama, Takayuki Suzuki, Wang Chen, Shota Mizote, Takayoshi Sawa, Takayoshi Yokoya, Toshio Seki, Jiro Matsuo, Tokuharu Tokunaga?, Chihiro Itoh, Kenji Tsuruta, Ryo Fukaya, Shunsuke Nozawa, Shin-ichi Adachi, Jun Takeda, Ken Onda*, Shin-ya Koshihara, Yasuhiko Hayashi, Yuta Nishina*
ACS Nano 2019, 13, 10103–10112.
光が創る新しい炭素材料 -酸化グラフェンの光による酸素除去メカニズムを解明-
研究成果のポイント
- 酸化グラフェンに光を照射すると酸素が除去されるメカニズムを世界で初めて明らかにしました。
- 光照射による物質の変化を1兆分の1秒の時間で追跡できる複数の計測手法(超高速過渡透過率測定、超高速時間分解赤外振動分光法、超高速時間分解電子線回折法)と理論計算(時間依存密度汎関数法)を駆使し、メカニズムの解明につなげました。
センサーや蓄電池などのデバイス応用からドラッグデリバリーなどのバイオ応用まで、幅広く役立つ、新しい機能を持った炭素二次元シートの合成につながります。
プレスリリース 2019.8.27:岡山大学
ChemistryViews News 2019.9.9 :こちら
化学工業日報 朝刊 2面 2019.9.6
OPTRONICS ONLINE 2019.8.30:こちら
日本の研究.com 2019.8.28:こちら