【論文】A02 内橋 貴之教授の論文がAngewandte Chemie International Edition掲載されました


Hydrogel Microellipsoids that Form Robust String‐Like Assemblies at the Air/Water Interface

K Honda, Y Sazuka,  K. Iizuka, S. Matsui, T. Uchihashi, T. Kureha, M. Shibayama, T. Watanabe and  D. Suzuki

Angewandte Chemie International Edition, 2019, 58, 7294-7298

DOI: https://doi.org/10.1002/anie.201901611

 

 

気水界面での楕円形ハイドロゲルヒモ状集合状態形成

 

ポリスチレンとNIPAmで形成した剛体楕円状微粒子のコアにハイドロゲルで殻構造を形成することにより、気水界面での安定なヒモ状集合を形成することに成功しました。コアとなる楕円状微粒子のみランダムな集合状態をのみが形成されたことから、殻の柔軟性がコロイドの異方的集合に重要であることを示しています。高速原子間力顕微鏡では楕円状構造体のサイズの決定を行い、さらに、位相イメージングによりハイドロゲル殻が温度上昇により収縮していく過程を観察しました。