石井 和之

いしい かずゆき
Kazuyuki Ishii
東京大学生産技術研究所
教授
計画 A03代表
A03-01 研究代表者

専門分野錯体化学・光化学・スピン化学

ソフトクリスタル準安定状態創製技術の開発と相転移現象の解明

キーワード
ポルフィリン、フタロシアニン、ソフトクリスタル、光機能、機械的回転、相転移理論、振動分光
関連する研究者
研究分担者: 宮武智弘(龍谷大学理工学部、教授)
研究分担者: 恩田健(九州大学大学院理学研究院、教授)
研究分担者: 高江恭平(東京大学生産技術研究所、特任講師)
研究分担者: 篠崎一英(横浜市立大学理学部、教授)
研究協力者: 田中肇(東京大学先端技術研究センター、特任研究員)
研究協力者: 大越慎一(東京大学大学院理学系研究科、教授)
研究協力者: 岩本敏(東京大学先端科学技術研究センター、教授)
研究協力者: 村田彗(東京大学生産技術研究所、助教)
研究協力者: 服部伸吾(横浜市立大学理学部、助教)
研究協力者: 宮田潔志(九州大学大学院理学研究院、助教)

研究概要

本研究で我々は、マクロな低強度の刺激によるナノ構造変化の観点から、“ソフトクリスタルのサイエンス”を創出し、そのサイエンスに基づき、新しい機能性素材を開発することを目的とする。重要な特徴は、以下の通りである。(1) 機械的回転(ロータリーエバポレーター・マグネティックスターラー)や機械的振動(振とう機)のようなマクロな低強度の刺激による、ソフトクリスタルの準安定状態創製方法の開拓、(2) 超解像蛍光顕微鏡や赤外分光法を用いたソフトクリスタル相転移現象の評価方法の開発、(3) 適切なモデルの適用によるソフトクリスタル相転移の原理を解明、(4) ソフトな材料との複合化により新規機能を開拓する。これらの研究を遂行することで、ソフトクリスタルの新規創製技術・評価方法を開発し、光機能化への指針を得る。

ポルフィリンのキラル会合体
エバポレーションフラスコ中の流体運動

代表的な研究業績

  • Evaporation Rate-Based Selection of Supramolecular Chirality
    Hattori, S.; Vandendriessche, S.; Koeckelberghs, G.; Verbiest, T.; Ishii, K. Chem. Commun. 2017, 53, 3066–3069.
  • Magneto-chiral dichroism measurements using a pulsed electromagnet
    Hattori, S.; Yamamoto, Y.; Miyatake, T.; Ishii, K. Chem. Phys. Lett.  2017, 674, 38–41.
  • Photofunctions of Phthalocyanines and Related Compounds
    Kitagawa, Y.; Ishii, K. Handbook of Porphyrin Science; ed by Kadish, K.; Smith, R. M.; Guilard, R. World Scientific Publishing, Singapore, Vol. 32, Chapter 168, 173–270 (2014).
  • Magneto-chiral dichroism of artificial light-harvesting antenna
    Kitagawa, Y.; Miyatake, T.; Ishii, K. Chem. Commun.  2012, 48, 5091–5093.
  • Magneto-Chiral Dichroism of Organic Compounds
    Kitagawa, Y.; Segawa, H.; Ishii K. Angew. Chem. Int. Ed.  2011, 50, 4932–4934.

研究業績

種別

関連ウェブサイト
連絡先
k-ishii[at]iis.u-tokyo.ac.jp